17日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=158円台前半と前日夕方から小幅上昇して推移。米国の根強い利下げを背景にドル売り・円買いが優勢になっている。
日本政府・日本原稿が先週、2日連続で円買い介入を実施していた可能性が高まる中、介入警戒感も円の価値を下支えしている。
17日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=158円台前半と前日夕から小幅上昇して推移。米国の根強い利下げ期待を背景にドル売り・円買いが優勢になっている。政府・日本銀行が先週、2日連続で円買い介入を実施していた可能性が高まる中、介入警戒感も円を支えている。
選手の木曜日、アメリカのCPI(消費者物価指数)が発表されたと同時にドル円が急落し始めた。原因は日本政府による為替介入と見られている。そして、翌日12日もおそらく介入は実施された。5兆円程度の規模の介入で、前回の半分程度の規模となる。
前回の為替介入の際は、上下動が数週間継続したのちに、最終的にまた円安に傾き始めた。今回の為替介入でも同様の動きをするのではないかと予測されます。介入だけでは、円安の流れを変えることはできない。
過度な円安・ドル高を脱するためには、日本政府・日本銀行の根本的な政策転換が鍵となる。